『都道府県の魅力度ランキング2017』でブービー賞を獲得した県からこんにちは!
ジャンクフード大好きアラフォー女子、
キニナルの“僻地”担当バンドゥーです。
私、いろんなラーメンが大好きですが、
やっぱり地元LOVE精神からイチオシしたいのは、徳島ラーメン!
(あ、47都道府県のブービー賞がどこなのか、バレましたね…)
こげ茶色のスープに、豚バラ肉と生卵のトッピングがオーソドックスと言われる、
とんこつ醤油ベースのラーメンです。
いままでいろんなお店で食べてきましたが、
数年前に、最も大好きだった徳島ラーメンの店が閉店してから、
かなり落胆してしまっておりました…。
しかし最近、「ちょこちょこ行きたい!」と思うお店が登場したんです!
そこは徳島県の板野郡北島町にある『中華そば 田村』!
(「郡」がついていても、徳島市の中央エリアから車で15分くらいの場所です)
カフェと海の家が融合したような雰囲気の外観で、オシャレー。
女性に人気というウワサを聞きますが、なるほど…。
入口横のお店のサインもかわゆい。
「中華」を「CHUKA」とせずに「TYUKA」としているところが少し気になりましたが…
オシャレだからイイ!
…と、キョロキョロしながら店内に入りますと、
店内の雰囲気もどこか海の家を思わせるような、イイ雰囲気が漂っています。
この日、お昼を食べそびれていた私がお店に行ったのは16時近くだったのですが、
それでもお店にはたくさんのお客さんがおりましたよ。
さて、メニューを拝見。
『中華そば』がいわゆる『徳島ラーメン』です。
その下にあるのは…えーと…、え? 『魚介そば』って何…?
と思っていたら、一緒に同行してくれた相方が『にぼし』の魚介そばを迷わずチョイス。
おお、チャレンジャーやな…と思って、
私は『徳島ラーメン』の王道でもある『肉入り(バラ肉)』に生卵トッピングとしました。
しかもサイズはもちろん『大』で! ふふふ。
っていうか、メニューの上部に
「当店のラーメンはこってり味です
あっさり味もできます
あっさり度を(すこし・ふつう・かなり)からお選びください」
という、これまたキニナルお店のホスピタリティ!
う~ん、あっさりっていうのも試してみたい…。
…っていうか、その組み合わせを考えると、メニューのバラエティ、ハンパない!
ほかにも『カマスと煮干し』の魚介系ラーメンがあるほか、
『クリームチーズラーメン』なるものもあるとは…!
ちょっとクリームチーズはキニナルなぁ…。これはまた食べたい!
…と思ってたら、やってきました、ラーメンが!
↑こちらがにぼしの魚介そば。
ベースは徳島ラーメンなんですが、魚粉がたっぷり入っています。
こんなコラボ、見たことないわ…と、少し恐怖を感じたのですが、
食べてみると「めちゃめちゃアリやーん!」と、相方とともに大絶賛してしまいました。
不思議や不思議。こってり系のとんこつ醤油スープがベースなのはそのままなのに、
にぼしの魚粉が違和感なく…というか、見事にマッチングしちゃっています。
ウマい!
↑で、こちらがオーソドックスな中華そば肉入り大に生卵トッピング!
う~んフォトジェニック♪
…っていうか、ラーメン鉢までオシャレやないかい!
このラーメン鉢は、徳島の伝統工芸でもある『大谷焼』で、
こちらのお店のためだけに生み出されたオリジナル。
歴史ある由緒正しい大谷焼の窯元で造られています。
ちょっと背が高い形もユニークですね。
そんなラーメン鉢をはじめ、大谷焼のグッズはお店でも販売されてました。
なんともかわゆい…!
サービスのお水も、まさかのTHERMOSのタンブラーでご提供…。
なんだか、そのイケてるおもてなし精神に泣ける…。
↑こんなサービス…というか仕掛けもあって、
スープを飲み干さざるをえませんな…。
※ちなみに今回はハズレでした…。残念。
というわけで…、前置きが長くなりましたが…いざ実食!
麺はよーく見るとエッヂが立っている(←さぬきうどんの麺によく使う表現ですが…)ではないか!
ええ感じのちょい固麺(私は好み)。
スープも正統派の徳島ラーメンの味わいです。
こってりしているけれど、嫌味のない濃厚さで美味!
豚バラ肉は、正直に申しますと、もうちょっとまろやかにしてほしいな…
と思うほどの濃い味付なのですが、生卵と一緒に食べれば…
ノープロブレム!
※ちなみに、私は生卵が入っている徳島ラーメンを食べるときは、
しばらくは生卵を触ることなく、ありのままの徳島ラーメンを堪能してから、
ちょっと変化があってもいいな…と思い始めたときに卵の黄身をぷちんと割って、
麺とスープに卵をからめながら食べるという、
「1食で2度おいしい」食べ方をやっております!
こちらのお店はオープンしてからまだ数年という、どちらかというと新しいお店ですが、
その味の実力はほんまもんやと感じました。
ちょっと調べてみたところ、店主の田村さんは、
脱サラしてラーメンの修行をし「女性にも愛される徳島ラーメンを作りたい」と、
こちらのお店をオープンしたそうです。
ええ…、その志、とくと受け止めました。
だって、私、こちらの徳島ラーメン、愛しはじめちゃってますもん…(キュン!)。
あ、もちろん女性だけでなく、男性でも大満足できることは間違いなしです!
徳島に来て、徳島ラーメンめぐりをするなら、ぜひこちらのお店も候補に入れてくださいませ!
中華そば 田村
tamura-men.com