望郷の気持ちにとらわれる棚田という場所。実は東京の近くにもあるんです。
望郷とか言ってますけど私自身の実家は埼玉なので特にこうグッとくる風景でもないのですが、棚田ってなんか見たくなりません?
棚田はかつて平野が少ない山間部や海岸部の食料自給に貢献し、現代でも景観や生物的多様性の保持に大きな役割を担っている。だが米が余剰になるにつれ、耕作効率の悪さから作付けが放棄される例が増えている。
とのことで現在ちゃんと機能している棚田は本当に少ないです。手入れは大変だし、立地は急斜面だしでなかなか骨の折れる田んぼですよね。
しかしその急斜面から見える眺めが観光地としても見直され、レンタル田んぼとしても息を吹き返してきているみたいです。
今回は東京から高速をつかって2時間以内で行ける大山千枚田に行ってきました。
場所はここ!といってもいまいち分からないですよね。何といっても山間の道を通るので味気ないマップでは感覚が分かりません。
そして小さい看板で「千枚田はこちら」とあるので絶対一回は通り過ぎます。
その看板の指示通りいくと凸凹アスファルトでどんどん坂を登ります。水が滴っているトンネルもあり、田舎道なので猛スピードで飛び出してくる軽トラもあるので結構注意が必要です。
作業している人を横目に登ってくると現れました千枚田!
いやぁー緑が美しいですね!わさわさ生えている稲穂が風に撫でられている感じを撮れればよかったのですが残念ながら無風状態。
それにしても上から眺める棚田は美しい。
奥に見えるのが駐車場で、稲刈りや水張りの時期になると観光客がいっぱい来ます。
今時期はあまり人はいなかったです。
作業してる方の小休憩でしょうか?座ってご飯と食べていました。 こんなところでご飯食べたら気持ちよいでしょうねー
因みに写真には取ってないのですが後ろには作業小屋兼のレストラン?カフェがあり、眺めながら食事がいただけます。
といってもそんなにちゃんとした施設でもないので全体的に質素な感じですが風景に相まっていいんじゃないでしょうか?
今度はみずはりの時期にも来てみたいですね。
棚田のお米で日本酒を作っているみたいです。
レンタル棚田もやっているみたいなので農業に興味ある方も一度訪れてみてはどうでしょうか?