限られた人だけが辿り着ける絶景スポットにあるお茶屋さん
山梨の山中湖から甲府に抜ける道の一つである御坂みちを上りトンネル脇にある細道をグネグネと走りイキナリ開けたところに出てくる天下茶屋。 有名スポットの一つではあるけど場所が場所だけになかなか行く人も限られているところなんです。
分かります?途中でまっすぐの道がありますがあれが甲府につながるトンネル。普通ならそこをまっすぐ通ります。
その脇にホントに分かりにくい道がそっとあるんです。「道間違えた!」レベルで行く感じの道なんですね。
舗装はされていますが、峠なので細い道なので注意が必要です。その先に天下茶屋はあります。
そして到着!グネグネカーブを抜けて開けた土地にガッツリ本気の古風な雰囲気の建物が見えてきます。これが天下茶屋。頂上なので音もなく空気もおいしいです。
古風な雰囲気と言いましたが、これが昔のお茶屋さんの形だとしたらすごい素敵ですよね。 というか従業員の皆さん上ってきてるんですよね。。凄い。
道はこんな感じ。いきなり本当に開けます。写真で見える通りバイクや車のお客さんが多い感じですね。そして天下茶屋の玄関の向かいは開けています。因みにバイク駐車場はちょっとありますが
車の駐車場はないので路駐な感じ。といっても交通量がないので全然オッケーみたいですね。
山の間から見える山中湖。写真では何とも、、な感じですが肉眼でぜひ見てほしい風景ですね。すがすがしい気持ちになれますよ。
二階の屋根の真ん中にはハチの巣が!これ凄くおっきいんですがなんか素敵です。
そして肝心の天下茶屋へ、趣がよく、なかなか現代の建物ではこんな形は見ないかなというお茶屋 気温の差もあり山頂には季節外れに咲く花もあります。
御影石の石が置いてあるスロープ。何だろう、もし自分が家を建てるならこんな形の家にしたいっていうくらいオシャレ。近代建築でもなくモダンでもないけど人に気を使っている設計がなされている感じが素敵。
ここは順番を待つときに座る場所みたいですね。
小さな暖簾とすだれの壁が風通しの良さを表していますね。峠の茶屋なので日差しは強いんです。奥に見えるのはお座敷。結構大人数でも入れるような場所ですが大人数でここまで来るのも大変そう。
クマよけの鈴を鳴らしたハイカーもいたのでもしかしたら徒歩でもこれるかも。。
ガッツリ食べる気もなかったのでイモ団子580円を注文。イモを串刺しにした物にバターを載せた「なぁーんだ、イモだろ?」という写真ですが、イモはお餅みたいな感食で、バターの塩味とイモの甘さが絶妙でなかなかの逸品です。
こちらは甘酒490円自家製甘酒のようで、まあ、甘酒です。 涼しい風を感じながら甘酒を飲むと昔の人はこういう峠の茶屋を甘酒や団子を食べながら超えたんだなと歴史を感じれるというか勝手な妄想というか。
美味しいですよ!
写真は撮っていませんが店内で売っているTシャツがなかなか良い感じの神代文字的なデザイン。何とか権現様なんでしょうか、紺地に金のデザインはちょっとほしくなりました。
富士山をとる写真愛好家の方もよく来られているみたいで店内に張ってありました。
ここは本当に良いスポットです。
歩いてはいけない!とは言いませんが天下茶屋を目指して好んで来るハイカーはなかなかいないと思いますが本当に良い風景が見えます。
イモ団子しか食べませんでしたが、天下茶屋では色々な美味しそうなメニューがいっぱいあります。
山頂に持ってくるまでの費用もありちょっとお高めではありますが、
絶景の景色を見ながらおいしい料理を食べたい方は是非是非行ってみて下さい。
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口2739
天下茶屋