激レア!埼玉は嵐山町にある鬼を祀る「鬼鎮神社」に行ってみた。

鬼鎮神社

日本で唯一の鬼の祭りが残る神社

全国に4か所しかない鬼を祀る神社!というのを見て気になって行ってきたのですがグーグルマップで調べると結構あるんですね鬼を祀る神社。
とはいえ都内から近い埼玉から見たいと思い行ってきました。

埼玉の嵐山町はのどかな場所で鬼鎮神社は住宅街の中にポツンとある小さな神社です。

悲しい鬼になってしまった男の昔話も残る

或る日、若い男が鍛冶屋を尋ねて来た。「わし、刀がつくりたい。教えてください」と頼んだ。
若い男は、とても熱心で、休みの時間も、また夜もろくに寝ないで、刀造りに精出した。
若い男はよい刀がたくさん造れるようになった。鍛冶屋の家には、美しい女の子がいた。若い男は、主人に娘を嫁にくださいと頼んだ。主人は少し考えて、「それでは、刀を一晩に一〇〇本作れたら、嫁にやろう」と答えた。
夜になったので、若者は槌を振りあげ…刀をうちはじめた。見る見るうちに、三本五本と出来てくる。
夜も遅くなった。主人は心配して、そっと刀をつくっている若い男をじっくり見た。何と、その男はいつもの男ではない。まるで鬼だ。…槌も、火花を散らして、あたり一面が火の海だ。鋭い目、頭には角まで生えている。手は次々に出来た刀を積んでいく。
主人は、アッと驚いてとび出した。あの男に、可愛い娘をくれられるものか。それには鶏を鳴かせて、早く夜が明けなくては、と考え、大急ぎで鶏小屋へ…コケコッコー、コケコッコーと鶏が鳴いた。
主人は、また覗きに行った。鬼になった男は、まだまだ刀を打っている。…そのうちに東の空が明るくなって夜が明けた。刀は九九本出来ていた。鬼の男は槌をにぎったまま倒れ、死んでしまった。主人は、…あわれに思い…男のなきがらは神主を頼んで庭の隅へ埋め、そこに鬼鎮様というお宮をつくっておまつりした

という昔話。
実は同じような昔話は各地に点在していて奥能登に伝わる「鬼神大王波平行安」のお話が基で話後半を変え。悲しい話に脚色されたものじゃないかと思います。
しかしそういうお話まで出来るという事は信仰が厚い証拠なんでしょうか

鬼鎮神社 碑

立派な神社の碑です。
フォントが激しめでかっこいいですねー!

鬼鎮神社鳥居

福は内鬼は内悪魔外

節分祭の時、鬼鎮神社は赤鬼青鬼が出てきて「福は内鬼は内悪魔外」と連呼しながら参拝客に豆をぶつけるというユニークなお祭りがあるようです。
ここでいう悪魔とは悪霊の事を指していて、豆を参拝客にぶつけることにより悪霊退散を願っているのではないでしょうか。

鬼鎮神社

コンパクトな社ですね、左に見る社務所で金棒の形をしたお守り、鬼の絵がついている絵馬、お守りなどが売っています。
近くに住んでいるおじいちゃんが社務所に上がって世間話していました。なんだか長閑でいいですね。

鬼鎮神社奉納鬼絵図

神社に奉納された赤鬼と青鬼の絵図眼光が厳しめだけどコミカルなフォルムに描かれていて親しみが湧くきます。
因みに絵馬にはこの鬼のイラストが描かれていますよ。

鬼鎮神社賽銭箱

賽銭箱の前の柱にも大きな金棒が

鬼が祀られていて金棒が飾ってあるので「鬼に金棒」という事で勝負事に強い神社のようです。
家内安全、商売繁盛は勿論の事、受験の神、人生において強い力を与えてくれるとの事。
お守り買っておけばよかったです。

金棒

奉納された金棒たち。

一番小さいものを持ってみたのですがやはり金棒というだけあってすごく重いです多分10キロ以上あるんじゃないでしょうか。こんなもの振り回す鬼ってすごい!と思うこと請け合いです。
願いが叶うと金棒を奉納する伝統があるとの事。
大きいものを奉納した方はとても良い事があったのでしょうか?

鬼鎮神社説明

基は鬼門除けの神社

畠山重忠公が菅谷城を建てた際に鬼門の守護として建立した神社との事
鬼門を鬼に守らせるという面白い考え方ですね、
それとも鬼門を鎮まらせるという事で鬼鎮神社なのでしょうか?

色々な由来がありますが、それもまたおおらかな信仰がある証拠なのでしょう。
節分祭に行くと面白いものが見れそうですね。

気になったら是非是非出向いてくださいね。

鬼鎮神社

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