茨城の山深い場所にある民宿「もっきりや」に泊まってみた。

もっきりやスロープ

茨城県大子町の里山にある江戸時代に建てられた古民家で営む民宿

古民家ってなかなか泊まれないイメージありませんか?値段も高く、部屋も古く観光地、白川郷の様な場所でとか。
実はそうでもないのです。というか茨城県には結構あったりするんですね。
茨城県といっても離れの方にある街は居ぬきのまま引っ越してしまって管理されていない、もしくは持ち主不明の物件がどんどん増えてきています。 少子化もあるでしょうし、衰退していく街の産業もあるでしょう。
そんな家を改築した今回は江戸時代から続く古民家に泊まってきました。

もっきりや地図

場所はココ!
また分からないですよね。これグーグルマップなんですよね。道が途中までしか表示されていないという不思議。
国道表示された道と小川が交差する場所が入口なんですが、、

もっきりや案内看板

これが目印です。藤田観光リンゴ園の看板のアップルパイのぼり寄りの足に小さく「もっきりや」と看板が張られています。

まったくもって分かりにくい。そしてこの砂利道が山へいざないます。不安が凄い。
グーグルマップが示した道は細く、対向車が来たらアウトなレベル。外側は田んぼなので落ちる心配もあり、本当にあっているのか?という考えが出てきて5分古民家を発見。

もっきりや外観

もっきりやに到着!植木が程よく剪定されていてちゃんと手が入れられています。
民宿前のスロープはもともと階段だったんでしょうかアスファルトが新しかったです。

もっきりや玄関

もっきりや玄関です、さっきの小さな看板から比べるととても大きいもっきりや看板。道に出しておいて!っと思ったのは内緒。
看板の裏に稲穂があったり提灯の下に石臼が置いてあったりちょっとした場所に工夫がされていて見所満載ですね。

もっきりや入口土間

玄関を入ると土間だった場所にコンクリートを引き、右手には囲炉裏を置いた間があります。煙でいぶられて黒光りした戸や木の壁はなかなか作ろうとしても難しいですね。
元々はご主人のおばあちゃんの家で江戸時代から続くお屋敷だったらしく、東京で働いていたときに女将さんと結婚し放置してあったおばあちゃんの家を二人で2年かけて改修したみたいです。
二人で民宿をDIYで回収するとか凄いです。

もっきりや土間囲炉裏

ライトにかけている籠やタンス、壺などの道具は買ってきたものではなく元々あったものを綺麗にしてインテリアにしたみたいです。
蔵にあったほこりだらけの物をここまで再現するのも時間がかかる作業だったでしょうね。
そして2年でここまで作り上げて宿をオープンしたそのスピードもすごいです。

もっきりやお食事場所

草鞋や背負子大きなのこぎりなどまるで博物館にいるみたいで見ていて楽しいですよ。
インテリアとして見せる配置も素敵でそれもこれもご夫妻が東京に居たからじゃないかと思うんですよね
実際生活している人間からしたらこういう置き方はしないでしょうし、捨てるかしまっておくかして新しい物置いちゃいますしね。

もっきりや中玄関

ここは中玄関といってお客様とかお盆のご先祖様の玄関としても使われたようです。現在の建築だと絶対見れない様式ですね。
昔の日本の建物はちゃんとプライベートとお客の間に一つ空間を持っている感じがします。
薄い障子で仕切られているからの防犯的な意味なのか接待の間なのか。 どちらにせよイイ感じです。
タバコを吸う方はここで、そうじゃなくてもこの玄関に腰かけて里山を眺めるのはなかなか気分が良いです。

もっきりや主人宿泊場所

宿泊する古民家の隣には薪がいっぱいおいてある家があり、こちらがご夫妻の宿泊所でしょうか、すだれでカベが出来ていますがこの雰囲気もいいですね。
薪を置く棚に蔦を巻いているさりげない感じが好きです。

薪のアート

これ、凄くないですか?薪のアートですね。太いモノから細いものまできれいにびっしりと。
写真を撮っていたらご主人が「暇なんで作ってたんですよ」と笑っていましたがそんなレベルじゃない気がします。

五右衛門風呂

薪の家を通り過ぎると五右衛門風呂があります。もっきりやは温泉ではなく薪で炊いた五右衛門風呂なんですね。 
イメージしてる五右衛門風呂は下駄で入って背中を窯につけちゃいけない罰ゲーム的な要素を考えていたんですが全く違いました。
底にちゃんと中敷きがあり背中は当たっても焚いていないのであれば熱くないとの事。当たり前ですよね。
すみませんでした。

五右衛門風呂内部

五右衛門風呂にはちゃんと木の階段がありそこを上り入浴。お湯はまろやかで楕円の窯に背中を当てるととてもフィットしてリラックスできます。
流石に体も洗わなきゃいけないのでちゃんとシャワーも完備。
向かいの景色は山が見えるのですが曇りじゃなければ満天の星空が見えそう。
どうやら山の奥地なだけあって運が良ければホタルが見えるらしいです。

こんな感じでベンチも置いてあり、右に見える竹の筒はライトになっていて夜はいい雰囲気でゆっくり浸かれます。

もっきりや夜ごはん

お風呂を入っていると夕食が用意されていました。地産のアユの塩焼き、刺身こんにゃく、湯葉、野菜の天ぷらの他、手をかけた野菜尽くしの美味しい食事でした。

部屋内部

部屋には布団が敷いてあり、掛布団もちょっと厚め。 8月でも里山は夜が寒いとの事。
暑がりの私でも朝はかけて寝ていました。

朝ごはん

朝食です。朝は軽く、といった感じですが一つ一つ美味しかったです。ご飯3杯はお代わりしてしまいました。絶対しますねこれは。

インテリア

おもてなしを感じる一輪挿しと磨かれたインテリアの道具。

チェックアウトするまでの間に色々お話を聞き、そもそも「もっきり」ってなんですか?ときいたらここら辺の方言で「擦切りいっぱい」という意味らしく
それくらいのおもてなしをするという事でつけた名前みたいです。
そのための1組限定の宿なんでしょうね。 一組といっても二人という意味ではなく1グループと思っていただければ。
おもてなしは細部からも見れて取れましたしご夫妻のお話もたのしく、また来たくなるお宿でした。
携帯の電波はやはり悪いのですが、その代わりWi-Fiが設備されています。
そして平日の一泊の値段が安い。

ここは本当にお勧めします。

もっきりやHP
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